今週のお題は「激レア体験」です

今週のお題は「激レア体験」だそうです。

激レア、、とても珍しい、滅多にない、一生に一度、、うーん。

 

過去の記憶からようやくひねり出して一度文字に起こすと、あ、そうでもない、あるあるやん、と思い直し消す。

やだ、私すごい平凡な人だわ。

 

過去に無いなら、今作ればいいじゃん!

 

というわけで、激レア体験を今から作ろう。

 

自粛中なので外にも出られず、家の中でできる激レア体験。

ただのレアじゃなくて激レアだからね。

 

とりあえず、家中を見回してみる。うん、異常なし。

何も代わり映えなし。

うん、何もなし。

 

違う!何もなくなんてない!

先人は言いました。

イノベーションだと。

 

今ある何かと何かを組み合わせれば、新しいものが出来るんです。

日本人が得意とする、応用発展。

今こそ騒げ、ジャパンの血!

 

せやかて、凡人が考えることは、凡人の域を脱しない。

逆に、凡人が凡人であるからこそ出来る、今の私で無理せず出来る精一杯な激レアを体験しようじゃないか。

 

今日は忘れられない1日になりそう。

 

まず、案。

 

場所

行為

 

これら、普段の組み合わせを変えてみる。

 

通常パターン

キッチンで

剥いて食べる

いよかん

 

入れ替えてみる

お風呂場で

板ずりされる

いよかん

 

 

こんなとき、意外性のある組み合わせがパッと思いつく人はすごいと思う。

主婦の性、キッチン、食べ物に引っ張られて、板ずり、の言葉ぐらいしか出てこなかった。

ちなみに、いよかんは美味しいので昨日食べてしまってもう無い。

 

 

ちょっと待て。

激レアだよ。一生に一度だよ。

この三つの中にレアな要素が一つ入らないと、劇的なレアにはなり得ない。

 

場所は、自粛中だから意外性は期待できない。

行為、物のどちらかに劇的な意外性のあるものを持って来ないと。

 

レアとは、、希少価値、珍しい、他にない、ということ。

物、にレアを持ってきてみようか。

 

以下、候補

昔、逆転裁判という映画にエキストラで参加したとき貰った非売品のバッグ。

(今はプリンター入れになっている)

 

主人が昔コンビニのくじで当てた、とある科学の超電磁砲のフィギュア。

(ゴーグルを頭に乗せて機関銃持ってるやつ)

 

レアなものはないかと、古い思い出箱の中をゴソゴソ探す。

やだ、懐かしい。

昔行ったライブのチケットやら、りぼんという雑誌の付録のシールやら、旅先で買ったポストカードや、手紙やらが出てきてしばし時間が止まる。

 

私にとっては、この紙切れ一枚一枚がレアな思い出の宝物なんだよなぁ。

なんて、昭和の古臭い小説みたいなセリフが浮かんできて、フフフと笑みを浮かべ蓋を閉じる。

 

そうだ、そんな何気ない一瞬がレアな体験なんだ。

コロナで自粛なんて、なんて激レアな体験なんだ。

そうだ、ベランダで歯を磨きながらスクワットをしよう。(考えるのが面倒くさくなってきた)

 

そうして、私はコロナ自粛中にベランダで歯を磨きながらスクワットをするという、未だかつてない体験をするため洗面所へ向かうのであった。